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2022.09.22

「働きがい」も「経済成長」も!~だれもが自分らしくいられる社会を創ろう~

8月6日(土)、北海道帯広市にて「幸福駅SDGsマルシェ」というイベントが開催されました。

このイベントは、SDGsの8番目の目標である「働きがいも経済成長も」がコンセプト。
みんなが働きがいを感じるだけでなく、同時に経済が回っていくことでその先の拡大や発展につながっていくように、本当の意味でのサステナブル(持続可能)を目指しています。

このイベントを企画したのは、産業カウンセラーの三浦潤一さん。ご自身が発達障害と診断を受け、障がい者雇用枠で働いた経験があり、「コロナ禍で販売の機会が減っている障がい者就労支援施設へ少しでも貢献したい」との思いで、会場となっている幸福駅(交通公園)構内でカフェを経営している奥様の直美さんと共に企画・開催されました。

今年の6月に1回目を開催したところ大変好評で、8月に2回目を開催することになったということで、私も参加させていただきました。

※三浦潤一さん・直美さん夫妻

当日は帯広市内や近郊の障がい者就労支援施設が、それぞれの施設で製作したパンや農作物などの食べ物や、雑貨などを販売していました。会場の幸福駅は人気の観光地として知られており、地元の人に交じって観光客も多く訪れていました。
出展した施設で働く人の多くは、普段は工場で製品を作る仕事がメインで、お客さんに直接販売する機会が少ないそうです。いつもと違った仕事をすることで、また新たな「働きがい」を発見することにもつながるようです。

【イベントをやって終わり、ではなくこれからを見据える】

企画者の三浦潤一さんは、イベントを成功させることに留まらず、これをきっかけにその先の発展にどうつなげていくかを常に考えています。

出展した施設や関係者の方たちの、一人ひとりの気持ちを大切にしていることもその一つです。
事前の打ち合わせや、イベント当日の開始前の朝礼で「今日うれしかったこと、幸せに感じることがあったらイベント終了後の終礼で話してくださいね」と伝えたり、ワークショップを活用するなどし、みんなの意識が常に「いいところ」「幸せなこと」に自然に向くように気を配っていたそうです。

実際にイベント終了後の終礼やアンケートでは、
・自分の作ったものが売れてうれしかった
・他の施設がどんなことをやっているのかわかったし、一緒に仕事をしようという話になった
・今度は観光客向けにこういうものを作ろう、と考えるようになった

などポジティブなコメントと笑顔であふれていて、参加させていただいた私もとても胸を打たれました。

また、モチベーションの向上と共に費用対効果も実感できたそうで、まさに働きがいと経済成長の両方につながるイベントとなりました。

三浦潤一さんは、これに満足することなく、関係する人たちすべての幸せにつながるために今後もいろいろなことを仕掛けていきたいそうです。
イベント開催中も常にブースを回り、一人ひとりに「これからどんなことをしてみたい?」と意見を聞き、また「僕はこういうことがやってみたい」とアイデアを積極的に伝えていた姿がとても印象的でした。
こういったイベントは当日の成功がゴールになりがちですが、運営側が先のことを考えながらリードしてくれることはとても大切なことです。

観光客が多い場所ということもあり、このような取り組みを他県の人たちにも広く知ってもらうことで、町のイメージアップや支援にもつながっていけばいいなと思いました。

※前野夫妻が寄付をした書籍が、展示された車両内の「幸せ図書館」に

🍀幸せの4因子分析🍀

出展した施設の方たちのコメントやアンケートから、4因子分析をしてみました。

やってみよう
「イベントの前は緊張していたけれど、始まってからはそうでもなかった」と、心配だったことが克服できた

なんとかなる
実際にやってみたことで「今度はこういう商品を置いてみよう」「今度はこういう仕事をしてみたい」という前向きな気持ちや工夫がうまれた。

ありのまま
普段あまり交流のなかった人同士が直接会いお互いのやっていることを知ることで、他の施設とのコラボレーションの話につながった

ありがとう
「作ったものが目の前で売れた」「自分の勧めた商品を買ってくれた」など普段できない経験をすることで、これまで顔の見えなかったお客さんにさらなる感謝の気持ちがうまれた

🍀🍀🍀🍀

このイベントを通じ、ますますみなさんがイキイキと働くことができ、施設や町が発展するきっかけになっていくことを願っています!

 

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