2025.12.19
友と自然とハピネスと対話 〜僕らのウェルビーイング学部〜(1)

はじめに
今自分がこの場所にいることで、今一緒に居てくれる人と関われたことで、自分が変われたと感じられて、私はすごく嬉しくて幸せです。この記事では、この1年数ヶ月の間で自分の内面に起こった変化について、それのきっかけとなった出来事について書ければと思います。
その理由は単純で、自分が変わったと思ったからです。私は今武蔵野大学ウェルビーイング学部の2年生で、今まで約1年半この学部で過ごしてきました。高校生までの自分はどうだったかと言うと、自身の高校が進学校だったということもあり早慶やGMARCHを目指すのは当たり前だという周りの風潮に流されて、これといった自分の意見も持たずに何となく勉強しながら、なるべく嫌われないようにと周りの様子を伺いながら毎日を過ごしていました。今振り返れば、この数年の中で劇的に変わったと感じますが、ここではそれまでの軌跡を改めて自分の中で紐解いていき、これを読んでくださっている皆さんにも伝えていきたいと思います。
受験戦争、その先で待っていたのは。
ウェルビーイング学部を最初に知ったのは高校3年生冬頃の出願期限ギリギリな時期の塾でのことでした。当時担当だった先生から突如「最近できた新しい学部」と勧められたのです。偏差値の数字だけを頼りに志望校を決めていた自分からすれば、一切眼中にありませんでした。そう、その時の自分は “数字” しか見ていなかったと言っていいかもしれません。
ですが、それも仕方なかったのかもしれません。前述した通り、私が通っていた高校はバリバリの進学校でした。小テストをする度に上位数名の名前が教室に貼り出され、手元に届く個表では学校全体、あるいは全国から見た自分の学力の位置が可視化され、これをモチベーションにして自身のやる気を燃やすしかありませんでした。しかし、他者と数字で比較することを否定している訳ではありません。ただ、そこには向き不向きがあり、今思えば自分には向いていなかったのだと思います。自身に対する評価が数字のみで下されている気がして、頑張っているのにそれが報われている感じがしない、日々窮屈さを感じていたのかもしれません。最終的に、受けた大学はほぼすべて落ちて、武蔵野大学のウェルビーイング学部に行かざるを得なくなりました。
次は学部に入ってからの最初の頃の心境について書こうと思います、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです!
一般社団法人 ウェルビーイングデザイン
学生インターン 林 大希